ほんとうですっ!

さて、落語Q&A(質問と回答)に書いてありましたが、、、名演の時そばを聞くと蕎麦が食べたくなるって話、ほんとうですっ!。我が家の息子が小学生のころ伸治さんの時そばを聞いて急にお蕎麦が食べたくなったと言い出しました。息子は確か小学1年生の頃だったかも知れません。上野の本牧亭だったように記憶しています。(わたくしの記憶ってのが、ずいぶん怪しいのですが・・・)

それを聞いた故 文治師匠がわが事の様に喜んで、「神田に美味いそば屋があるから、、、行こう!」なんてお誘いいただきました。しかし新幹線の時間がせまっておりましたので、、、息子には上野のガード下の立ち食い蕎麦で我慢させました。たんに、、、息子が食い意地がはっていただけなのかも知りませんが、楽屋で文治師匠が嬉しそうに、笑っていたのを今でも思い出します。

文治師匠にはいろいろお世話になりましたが、わたくしの家内の実家が江戸で7代続いた質屋でした。屋号は伊勢屋と言うそうで、、、その事を話したら、、、「落語にあんたの家が出てくる」って言われました。話のなかに伊勢屋の婿さんは短命だって、、、くだりがあるんだ」「あんた、、、短命になりなさんな」って言われました。(この話は、、、よく知らないのですが本当に落語にでてくるんでしょうか?)帰るときには、、、なぜだか知りませんが、水戸の納豆を山ほど持たされた記憶があります。「そばの代わりだ!」て、、、、。それ以来我が家の息子は、、、伸治さんのことを「そばのおじさん」と呼んでおります。

伸治さんが前座の頃の牛ほめを聞いたのが、初めての落語でした。それ以来ファンになって、、、いまでも伸治イコール与太郎のイメージが消えません(師匠に叱られるかな??)。古典、人情噺とますます芸に磨きがかかっても、、、大笑いさせてくれた与太郎が好きです。じい様になった与太郎を名人となった伸治さんが演じる日を(そんな、、、落語ないですかねえ~?)楽しみにして新潟の片田舎から応援しております。

桂伸治後援会会長(新潟支部)