タイガー&ドラゴン 02(1話・2話)
ついに「タイガー&ドラゴン」のテレビシリーズが始まりました。
若い世代に敬遠されがちな「落語」をちょっと変わった設定ですが、若い世代にも入りやすい世界を切り開いてくれていると思います。さすがクドカン!
今回も面白く観させていただいてます。こういうドラマが出てくると、落語家志望の方が増えるかもしれませんね。
さて1話ですが「芝浜」という落語が出てきましたが、本物の落語家から見て、果たしてあの内容で落語を初めて聞く人が理解できたかどうかが不安です。また落語家のドラマとしては前座の修行などももう少し出してくれると、もっと解ってもらえるかと思いますが、1時間という枠の中ですからきっと難しいのでしょうね。
2話は「饅頭こわい」と言う噺でした。ドラマスペシャルだった「三枚起請」も1話の「芝浜」も、どの噺も古典を新作にアレンジして、長瀬さん(TOKIO)扮する小虎が演じるというものですが、そういうパターンではないものもあるのかな?。フィクションなのに結構身につまされるところがあったりしてドキッ何て事も・・・。
このドラマを見た落語家志望の方、今なら落語芸術協会に所属の落語家に入門するのがお奨め!最も早く前座になって高座に上がれます。